船井総研の一之瀬です。
先日、ある関東のご支援先のオーナーセミナーで、 『一億円オバちゃん』で注目を浴びている鈴木ゆり子さん(以下、氏)とゲスト講師としてご一緒させていただきました。(最近ではゴールデンのTV番組にもご出演されていますね。)
氏の講演内容は、年間1億円の収益を上げる賃貸経営をする上での、厳しいオーナーの心構えが多く、非常にためになる内容でした。セミナー集客も好評で借り切った会場が管理オーナー、一般オーナーに関わらず、満員となっていました。
私はまとめとして、全体のまとめをさせていただきましたが、氏が語る賃貸経営を行う上での大事なことは3点あったように思います。
①賃貸経営に、”真剣に”取り組むこと
・何のために賃貸経営をしているのか?目的を考え、自分の物件の収益性を、自分の責任としてとらえ、真剣に考えること。
・管理会社にまかせっきりにせず、常に物件に気を使っているか?
②徹底して”お客様志向”であるということ
・例えば自分の物件に泊まったことがあるか?お客様に家賃分のサービスを返しているか、真剣に考えること。
・お客様(入居者様)の問いかけ、クレームに対して、自ら積極的に対応しているか?
③良い管理会社をパートナーとしてえらぶこと
・良いことを言う管理会社よりも、事実、言いづらいことを伝えてくれる管理会社を選んでいるか?
・管理会社も、お客様として考える。自分の物件の入居率を上げてくれるパートナーとして、対応する。
昨今の賃貸経営の流れとして、サラリーマン投資家、2世投資家が出てくる中で、また、賃貸市場が明らかに入居者重視の流れを見せている中で、氏の言葉は、確実にオーナーの変革を求めていました。
一方で、管理会社の視点にたつと、そのようなオーナーの出現は、同時に管理会社の変革を求めるものでもあるように感じます。
というのも、昨今、よく『入居率が低いのでリフォームして欲しい』、『サービス(無料)管理から、有料の管理にしたい』という理由でオーナー啓蒙、変革を求める管理会社の声を聞きます。
しかし、その内情を見てみると、目先の利益や、とりあえず何かやらなければという管理会社側の危機感から、オーナーに『こちら(管理会社の言い分)を聞いて欲しい』、という内容が多く、確信的に『時代の変革にあわせたオーナーに向けた管理サービス』を提供したい、という会社は少ないように思います。
今の所、市場全体を通したオーナーの覚醒は、もう少し先のように思います。
ただ、確実に、変革したオーナーが出始めていることも事実です。
我々も、これから10年、勝ち残っていく管理会社を創造していくために、変革する時代に合わせた考え方の『本質的なサービス』を提供していかなくては、と改めて感じました。





